一生を共にしようと考えて結婚した二人がいつしかすれ違うようになり、離婚に至るというのは辛いものです。できれば誰しも離婚は避けて通りたいもの。先人たちの離婚事例などを参考に、どういうことに事前に気をつけるべきなのかを解説していきます。

まず、離婚で一番多いパターンとしては「こんなはずではなかった」というケースです。これは結婚というものに対して過剰な期待をしていることから、理想と現実のギャップで起こります。夫婦とは愛し合っている二人が毎日一緒にいれるという理想的なものではなく、一緒に生活をしていくという共同生活者になるということです。

例えば、恋人の期間が長く、結婚までの長い間同棲までしていたので、絶対に結婚しても大丈夫だと思っていても実際に結婚をしたらすぐに離婚をしてしまうケースもあります。同棲をしていたということは、理想と現実のギャップは埋められていたのではないのかと考える人もいると思いますが、やはり恋人期間と結婚してからの生活は違うものです。

まず、1つ目の課題となってくるのは「お金」です。恋人のときには、互いの収入の中で自分のお金を使用していたのに対し、結婚をしてからの収入というのは共同財産となります。つまり、どちらがどれだけ稼いでいるかではなく、家庭として稼いだお金は夫婦の共同財産になるわけです。自分の給料を全て奥さんに渡して、小遣い制度になる人もいるでしょう。仕事を辞めて専業主婦になる人もいるでしょう。そうすると、互いにお金に関する考え方というものが出てきます。よくあるパターンは専業主婦の奥さんに対して、「誰のお金で生活ができているんだ」という考え方です。実際に言葉を口にしなくてもそういう心理になる人は少なからずいるでしょう。結婚をしてから買うものに対して口出しをしてくるようになったというケースですが、これを結婚前にそうなるタイプかどうかはチェックしておいたほうがいいでしょう。金銭感覚が一致していることは非常に重要です。

次に重要になってくるのは「食」です。恋愛期間であれば、相手がどこで何を食べているのかというのはさほど気になりませんし、相手の食習慣などについて口出しをすることもなかったと思いますが、結婚をすると365日一緒の食事をすることになります。相手とあまりにも食習慣が違う場合は、これも結婚後の大きなストレスとなります。また食事の好みだけではなく、食事をする時間やお酒などについてもトラブルになりますので、そのあたりの習慣もチェックをしておいたほうがいいでしょう。

また、恋愛というのは互いの恋愛観というものがありますが、恋愛観っていうのはそれほど大きく差ができるものではありません。互いに相手のことを想い合うということが基本にあるからです。これが結婚観になりますと、互いを想い合うだけではなく、生活や子供を作る時期や人数、子供の教育方法など結婚観は複雑です。このあたりも相手と全く違っている場合には離婚の原因に十分なります。

基本的にはやはり相手を想う気持ち、感謝の気持ち、一緒に過ごす時間など夫婦として大切な時間を共有することが大切です。

【まとめ】
離婚に至る事例から見えてくるチェックポイントをあげてきましたが、結婚は他人同士が一緒に生活をすることです。どちらかの価値観にどちらかが合わせるのではなく、二人で新しい価値観を作り上げていくことが大切です。